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虫ゴムの交換方法

「タイヤの空気を入れてみたら、バルブからシューッと空気が抜ける」ということはありませんか?

 

「パンクかな?」と思いきや、もしかしたらそれは"虫ゴムの劣化"による空気漏れが原因なだけかも

実は虫ゴム交換ならどなたでも可能で、今どきは交換用の虫ゴムも100均でも入手することが可能ですので ご依頼の前にぜひご自身で虫ゴムのチェックをおすすめしています❗😊


「虫ゴムの交換方法」

中性洗剤と容器
中性洗剤と容器

~準備するもの~

★虫ゴム用チューブ
★家庭用中性洗剤
★容器
★はさみ
交換の際に汚れが空気圧で飛んでくることがあるので、汚れても大丈夫な服装をお勧めします。
~交換方法~
・空気を入れるプラグのキャップを取り外します。
・筒状の内部に虫ゴムがついた芯があるので取り出して古い虫ゴムを外します。
ちょんちょんと馴染ませる
ちょんちょんと馴染ませる
・容器に洗剤を少し取り出しておきます。(←必ずしも行う必要はない) 
・新品の虫ゴムチューブを上記の洗剤をちょんちょんとチューブ内部に含ませるように付けます。

 

(↑これを行うことで摩擦が減り芯にゴムを取り付けやすくなる効果があります)
☝️これはNGです
☝️これはNGです

・新品の虫ゴムチューブを芯に取り付けます。この際に画像で説明している位置まででストップしておきます。これ以上被せてしまうとバルブに戻した際に入りきらないことがあるので注意してください。

そして虫ゴムのチューブを芯の先端部分の位置でカットすれば完了です♪

 

 

・あとは取り外しの作業の逆を行い、実際に空気を入れ直してみましょう。※空気を入れた後はキャップを取り付けるのを忘れないように気を付ましょう!

以降、空気がシューッと音を立てて抜けない、数時間・一日経過してもタイヤが凹まないようであればひとまずは問題がないでしょう。反対にそれでも抜けるようであればいよいよ修理が必要です。

サイクルサービス静岡では長年の経験や専門技術により他店で直せなかった故障なども承っています。自転車のことならお気軽にご相談ください。


虫ゴムはとても薄いゴム製品ですのでどうしても傷みが早い部分です。年間でいつでも気に掛けることが大切ですが、特に日差しの強い夏の時期にはゴム製品は熱や直射日光に弱いため劣化の進行がしやすいのでチェックを心がけましょう。